安藤 藍 あんどう あい 【福岡分院院長】

主な経歴

○学歴
2003年3月 和歌山県 近畿大学附属和歌山高校 卒業
2009年3月 麻布大学獣医学部獣医学科 卒業
 
○職歴
2009年4月~2009年6月 埼玉県内の動物病院に勤務
2009年7月~2015年7月 東京都内の医療相談、往診専門動物病院に勤務  
2015年8月~2024年3月   福岡県内の動物病院に勤務
2024年4月~ にじのはしスペイクリニック福岡分院
 
【出前授業】
・福岡ビジョナリーアーツ専門学校 「地域猫活動についてと看護師の役割について」
・福岡県那珂川市立岩戸小学校 「猫や地域猫を知ろう」

メッセージ

小学校2年生の時、飼っていた愛犬が急に亡くなったこと、そして泣くばかりで何もできなかった自分が嫌で獣医さんになりたいと思ったのが獣医師を目指した始まりです。

獣医師になってからは、飼い主さんの気持ちに寄り添い、人と動物が本当にの意味で幸せに暮らせるサポートがしたいと思ってきました。
電話医療相談の仕事をしている時は、様々な飼い主さんの相談を受けてきました。
獣医師を目の前にすると、こんなにも聞きたいことが聞けず、緊張してしまう人が多いのかということを知り、医療の知識がない人にどのように説明するのか、どのように寄り添うのかということを考える毎日でした。
一般の動物病院では通常の診察はもちろん、保護活動として保護猫に関わることが多く、保護活動の重要性と必要性をこの時代に学びました。
TNRを頑張っても里親を見つけても、同じことが何度も繰り返される絶望と動物の命を命とは思わない人がいることへの悲しさ、自分の無力感に何度もぶつかりましたが、活動している方の熱意とあきらめないパワーに力をもらってきました。

自分の人生の転機を迎えた時、獣医師として、一人の人間としてこの先をどのように進むべきか考え、私の原動力は保護活動にあるのではないかと感じました。

そんな時、本院の高橋先生の活動を目にしあっという間に夢中になって活動の様子を読みあさり、これがしたい!!と思ってたくさんの方の支えのおかげで今、ここにいます。

私の人生はいつも動物が共にいました。
これからもその人生が続くように、
動物たちに少しでも恩返しができるように
そして、猫がしあわせに、人が穏やかな社会が実現できるように、

同じ志を持った方々と歩んでいけることに幸せを感じつつ、獣医師としてできることを精一杯努めたいと思います。


獣医師 安藤 藍

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