6つの特徴

不妊去勢手術専門病院

当クリニックは、一般動物病院とは異なり、飼い主のいない猫(いわゆる野良猫)の過剰繁殖によって起こる社会問題解決に取り組むための病院です。過剰繫殖問題の原因となる繫殖を防ぐためには、猫の旺盛な繫殖力・繫殖スピードを上回る不妊去勢手術の実施が必要です。そのため「大量」の手術を「効率的」に行う仕組み、「スピーディ」に行う手術技術、「安価」に提供する工夫を備えた病院、それがにじのはしスペイクリニックです。≫スペイクリニックとは


移動式手術室

移動式手術室ニコワゴンは猫の不妊去勢手術を、いつでも、どこでも、手軽におこなえるよう、ワゴン車の荷室を改造し、獣医療機器を設置した移動式の手術室です。
スペイクリニックの特異性とワゴン車の機動性を融合させることで、スペイクリニックのない地域や、病院まで出向けない事案に対しても『手軽に、安価に、大量に』不妊去勢手術を提供することが可能です。「必要な時に、必要な場所へスペイクリニックをお届けします」を活動コンセプトに、猫の過剰繁殖による社会問題を減らし、猫がしあわせに、人がおだやかに暮らせる社会の実現を目指しています。
≫出張手術(モバイルスペイ)について


地方診療所

地方診療所とは、スペイクリニックの無い地域で活動する地場の活動家さんと共に、猫の過剰繁殖問題に取り組むモバイルスぺイクリニック(移動式不妊去勢手術専門病院)です。移動式手術室ニコワゴンが開院場所に到着すれば、そこがにじのはし診療所となります。開院場所はさまざま。「シェルター」「保護猫カフェ」はもちろん、地元自治体様や企業様から「商業施設」「福祉施設」「公民館」などの提供を受け、不妊去勢手術の提供だけでなく「過剰繁殖問題」の啓発も同時に行い、総合的な「地域づくりの活動」を目指して開院しています。


短時間

にじのはしスペイクリニックの不妊去勢手術は、日帰り手術です。
指定された搬入時間にクリニックに搬入し、手術が終わり猫の容態が安定していることを確認した後、お迎えのご連絡をしますので、早ければ搬入から1時間程度でお返しとなります。手術が終わるまでクリニック付近でお時間を潰していただけば、遠方からお越しの利用者様も、何度も病院まで往復する必要はありません。
猫はテリトリーを持つ動物。自分のテリトリー外の知らない環境におかれることで高ストレス状態となりますが、日帰り手術なら猫さんが必要以上にストレス下におかれる心配もありません。


早期避妊手術

現在日本では「不妊去勢手術は生後6カ月から」という考えが浸透しています。しかしアメリカでは「早期不妊去勢手術」という初回発情前に行う手術が広く普及しています。米国獣医師会では早期不妊去勢手術を、8~16週齢(2~4か月齢)の性成熟前(未発情の時期)に行われる手術であると定義しています。アメリカのシェルターでは少なくとも10年以上前から行われており、生まれても行き場がなく処分される猫や野外で生まれる野良猫を減らす『頭数コントロール』の手段として、非常に重要なものであると捉えられています。
しかし実はシェルターでの「頭数コントロール」としてだけではなく、飼い猫にとってもメリットだらけの手術であるといえます。≫さらに詳しく


安心価格

手術費用を可能な限り抑えるために、手術をする猫の安全を最優先にしつつ、必要最低限の資源(人員/器具/設備/医薬品)で手術を行います。
また、検査や処置を選択可能なオプションとして用意することで、過剰な獣医療提供は行わず利用者様のニーズに合わせた手術料金を設定しています。
また、当院では各自治体や団体が設定する助成金制度が利用できますので、費用の面で手術を後回しにすることなく当院をご活用いただけます。


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