代表挨拶

ニコワゴン

私たちは、猫の過剰繁殖によって起こる数々の問題を、「社会問題」として捉え、従来のような「ボランティア」と呼ばれる活動家が必死になって奔走するのではなく、一般の住民が主体となり地域の力で解決することが重要であるという考えのもと、スぺイクリニックを運営しています。

「地域の力で解決する」ために必要なことは、「不妊去勢手術を誰にとっても身近にすること」そして「社会問題の存在を多くの人に認知してもらうこと」だと考えています。

そこで私たちは、固定病院でのスぺイクリニックの運営とともに移動式手術室ニコワゴンを駆使し「スぺイクリニックの無い地域」に出向いて不妊去勢手術を提供することで、不妊去勢手術を誰にとっても身近にし、誰もが当たり前に「猫に不妊去勢手術ができる」社会を目指し活動しているのです。

加えて、ただ単に不妊去勢手術を提供するだけではなく、一人でも多くの住民や自治体などに問題の存在と解決方法(不妊去勢手術)を知ってもらうことも私たちの使命と考え、ニコワゴンによる啓発活動を積極的に行っています。

一人ひとりが自分の周りにいる猫に当たり前に手術をする未来が一日も早く到来するよう、各地にいるたくさんの同志と共に、今後も力を合わせ活動していきます。

猫に不妊去勢手術を考えている方や、猫の過剰繫殖問題に取り組みたいと思っている活動家さんは、ぜひ私たちを問題解決のためのツールとして活用ください!


にじのはしスペイクリニック
代表獣医師 髙橋 葵

猫問題
過剰繫殖により引き起こされている数々の問題
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