千葉 純子 ちば じゅんこ 【宮城分院獣医師】

主な経歴

○学歴
1995年3月 北海道札幌東高等学校卒業
2002年3月 酪農学園大学獣医学部獣医学科卒業

○職歴
2002年〜2005年 北海道農業共済組合(家畜の診療等)
2006年〜2013年 宮城県職員(臨時)、家畜の診療等
2014年〜2024年 宮城県職員(公務員獣医師)
2025年5月〜 にじのはしスぺイクリニック宮城分院を同じ思いを持つ仲間と共に開院

メッセージ

公務員獣医師として動物愛護行政に携わった経験が、私が「にじのはしスぺイクリニック宮城分院」の開院を目指す契機となりました。

保健所勤務時には、猫に関する相談の多さに驚きました。繁殖シーズンには、電話が鳴る回数も倍増。現地に赴いて住民の方と直接関わる機会も多くあり、世間には動物が好きな人・嫌いな人、動物が好きな人の中でも、その習性や生態について知識を持つ人、持たない人…様々な人がいるのだということを実感しました。迷い込んだ野良猫に未手術のまま餌を与え続けたことで多頭飼育に陥り、地域トラブルに繋がる例にも多く遭遇しましたが、皆「こんなに増えると思わなかった」と。もし、その方たちに猫の生態についての知識があり、なおかつ手術という選択肢を選びやすい状況であったら…状況は異なり、少数の猫とともに穏やかに暮らしていたのではないかと思います。

動物愛護センターでは、保健所が収容した動物の受入・管理を行いました。県では譲渡を推進しており、世間の動物愛護への関心の高まりも相まって、譲渡数も増えてきておりましたが、収容数が多いために処分は避けられませんでした。命の選別と向き合う日々の中で、この状況をなんとかできないであろうか?と自問する日々でした。

望まれない命の産出を防ぎ、人の都合で処分される猫をなくすにはどうしたらよいのか?答えは「適期に猫に不妊去勢手術を受けさせること」というシンプルなものです。しかし、既存の動物病院での手術は費用も高く、一日に受入可能な数も限られており、ハードルが高いのも事実です。にじのはしスぺイクリニックの「移動式手術車で、必要な時に必要とされる場所に手術を届け、手術を身近な当たり前のものにする」という理念に私は感銘を受け、本院の髙橋先生の導きのもと、思いを共有する仲間と宮城分院を開設できることを、大変嬉しく思っています。~ネコがしあわせに ヒトがおだやかに~猫も人も幸せに暮らすことができるような基盤が、東北地方にできることを目指して頑張ります。 

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