モバイルスペイクリニックとは

にじのはし診療所のロゴ
スペイクリニックモバイルスペイモバイルスペイクリニック
開催形態常設単発定期
地域窓口自院自院地域の活動家
主な役割地域への定着地域への導入地域の継続支援
目指す姿手術文化を根付かせる変化のきっかけをつくる地域の自立を支える

地域とともに運営する移動型スペイクリニック

モバイルスペイクリニックは、地域の活動家と協働しながら、定期的に不妊去勢手術を提供する移動型の手術拠点です。
現在、にじのはしネットワークでは全国17ヵ所でモバイルスペイクリニックを運営しています。
私たちが目指しているのは、単に移動式の出張手術サービスを提供することではありません。地域の中に手術文化を根付かせ、住民・活動家・行政が継続的に猫の過剰繁殖問題へ取り組める環境をつくることです。

最大の特徴は地域の活動家との協働運営

モバイルスペイクリニックでは、地域の窓口を地元の活動家が担います。地域の状況を理解している活動家が中心となることで、地域住民との信頼関係、行政との連携、継続的な相談対応等が可能になります。私たちは単に外部から手術を提供するだけではなく、地域の担い手と協力しながらモバイルスペイクリニックを運営することで、地域の中に手術が根付く仕組みを構築しています。

外部者にならないための仕組み

移動型の取り組みでは、「外から来た人たち」として見られてしまうことがあります。しかしモバイルスペイクリニックでは、地域の活動家が窓口となるため、地域住民や自治体との継続的な関係を築くことが可能となります。地域課題を理解した上で対話できることは、単なる出張手術との大きな違いです。

定期開催が地域を変える

猫問題は、一度の一斉手術で解決するものではありません。定期的な開催を続けることで、「次の手術日がある」という安心感が生まれます。住民や活動家は計画的に手術へ取り組めるようになり、地域の中に少しずつ手術文化が根付いていきます。

地域が自立するための仕組み

私たちの目標は、いつまでも地域に通い続けることではありません。実際に、初年度から開院した飯田診療所や高山診療所では、地域からの手術依頼が減少し、現在は周辺地域からの依頼が中心になっています。これは地域の中で手術が当たり前の選択肢として定着してきた結果でもあります。
また、飯田地域では継続的な活動を通じて、行政による助成制度の整備なども進み、地域全体で問題に向き合う仕組みが生まれました。

地域を支え、次の地域へつなぐ

モバイルスペイクリニックはゴールではありません。地域の活動家と協働しながら手術文化を育て、やがて地域が自立し、その先の地域へ支援を広げていくための仕組みです。私たちは、手術を届けるだけでなく、地域が自ら問題を解決できる環境づくりを目指しています。

どのような場所で実施できるのか

モバイルスペイクリニックは、必要な獣医療設備を車両に搭載しているため、電源や水道設備がない場所でも不妊去勢手術を実施できます。下記は、これまで実際に開設した施設の一例です。

公共施設

役場・公民館・行政施設・公園・福祉施設

地域施設・民間施設

ショッピングモール・住宅展示場・猫カフェ・保護猫シェルター

その他

個人宅

モバイルスペイクリニックが活躍する地域

  • 定期的な手術環境が必要な地域
  • 手術需要はあるが常設病院の維持が難しい地域
  • 地域活動家と協働できる地域
  • 継続的なTNR活動が行われている地域
  • 将来的に手術拠点(スペイクリニック等)を構築したい地域

開院場所

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公民館での一斉手術
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役場車庫での一斉手術
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保護猫カフェでの一斉手術
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保護猫シェルターでの一斉手術