野良猫の手術はできる?費用・捕獲方法・相談先を解説

野良猫でも不妊去勢手術を受けることはできます。

しかし、飼い猫と違い、捕獲や搬送、手術後の管理など、野良猫ならではの準備が必要です。
「近所に野良猫が増えて困っている」「子猫が生まれてしまった」「手術したいけれど、どうすればいいかわからない」
そんな方のために、野良猫の手術について分かりやすく解説します。

野良猫でも手術は受けられるの?

はい。野良猫でも不妊去勢手術を受けることができます。
実際に、全国各地で行われている地域猫活動やTNR活動では、多くの野良猫が不妊去勢手術を受けています。
にじのはしスペイクリニックも、飼い主のいない猫の不妊去勢手術を専門に行っています。

なぜ野良猫の手術が必要なの?

野良猫の手術が必要な理由は、繁殖を防ぎ、猫の過剰繁殖問題を未然に防ぐためです。
猫は非常に繁殖力が高く、手術を行わなければ短期間で頭数が増えてしまいます。
その結果、

  • 仔猫が次々と生まれる
  • 餌や寝床をめぐる争いが増える
  • 人とのトラブルが起きる
  • 糞尿悪臭被害が発生する
  • 行政への相談が増える

といった問題につながります。
手術は、こうした問題の発生を防ぐ最も有効な方法です。

野良猫の手術費用はいくら?

手術費用は、地域や医療機関によって異なります。
また、多くの自治体では不妊去勢手術に対する助成制度を設けています。助成金を利用することで、自己負担を抑えられる場合があります。

費用の目安

  • オス:5千円〜1万円程度
  • メス:8千円〜1.5万円程度

詳しい費用や助成制度については、お住まいの自治体や地域の活動団体へ確認することをおすすめします。

野良猫はどうやって捕まえるの?

野良猫の手術では、まず猫を安全に捕獲する必要があります。
一般的には捕獲器を使用します。無理に追いかけたり、素手で捕まえようとしたりすると、人も猫もケガをする危険があります。
自治体や病院によっては、

・捕獲器の貸し出し
・捕獲方法の説明
・活動家によるサポート

が受けられる場合もあります。
初めての方や、捕獲が難しい場合は、自治体や地域の活動団体へ相談することをおすすめします。
にじのはしネットワークでも各種サービスを提供しております。

野良猫の手術はどこに相談すればいい?

野良猫の手術については、以下のような窓口へ相談できます。

自治体

環境課や生活衛生課などが窓口となっている場合があります。補助制度や地域猫活動について案内を受けられることがあります。

地域猫活動団体

地域で活動しているボランティア団体が、捕獲や手術の相談に対応している場合があります。

獣医師会・動物病院

地域によっては獣医師会や協力病院が手術事業に参加していることがあります。

スペイクリニック

にじのはしネットワークでは、野良猫の不妊去勢手術に関する相談を受け付けています。

手術後はどうするの?

野良猫の場合、多くはTNRという方法で管理されます。
TNRとは、

  • Trap(捕獲)
  • Neuter(不妊去勢手術)
  • Return(元の場所へ戻す)

の頭文字を取った活動です。
手術後は十分に回復を確認したうえで、元いた場所へ戻します。

耳カットはなぜ必要なの?

野良猫の不妊去勢手術では、耳カット(さくら耳)を行うことがあります。これは手術済みの猫であることを外見から判別するための目印です。
耳カットがあることで、

・再捕獲を防ぐ
・重複手術を防ぐ
・地域全体の管理がしやすくなる

というメリットがあります。
耳カットは麻酔中に行うため、猫が追加の痛みを感じることはありません。

手術したいのに近くに病院がない場合は?

私たちは全国で活動する中で、手術の必要性を理解していても、近くに手術を受けられる施設がない地域が数多く存在することを知りました。
その課題を解決するために、にじのはしスペイクリニックでは、

スペイクリニック
モバイルスペイクリニック
モバイルスペイ

という仕組みを通じて、手術という選択肢を地域へ届けています。

よくある質問

野良猫でも手術を依頼できますか?

はい。にじのはしスペイクリニックは飼い主のいない猫の不妊去勢手術を専門に行っています。

捕獲器を持っていません

多くの地域で捕獲器の貸し出しや捕獲サポートを行っています。自治体やにじのはしネットワークへご相談ください。

野良猫を手術するとかわいそうではありませんか?

不妊去勢手術は将来生まれる不幸な猫を減らし、猫自身の健康リスクを下げる効果もあります。

手術した猫はどうなりますか?

多くの場合はTNRとして元いた場所へ戻り、地域猫として地域の中で見守られます。

野良猫の手術費用は誰が負担するのですか?

飼い主がいないため法律上の支払い義務者はなく、自費、または自治体の助成金やボランティアの支援金で賄われます。

なぜ被害を受けている人が手術代を負担するのでしょうか?

飼い主のいない猫には請求先がないため、被害の解決を望む人や地域の支援者が費用を負担しています。

手術した猫を元いた場所へ戻す(リターンする)のはかわいそうではありませんか?

保護できる場所には限りがあるため、不幸な命を増やさない現実的な方法として全国で行われています。

次におすすめのページ

野良猫の手術について理解した方は、こちらのページもご覧ください。